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起立性調節障害

2016年9月19日   症状
起立性調節障害1

起立性調節障害とは

主に以下のような症状が複数あてはまる場合に「起立性調節障害(OD)」と診断されます。

・朝なかなか起きられない、午前中は調子があがらない
・立ちくらみやめまいがする
・起きる時に不調を感じる
・入浴時や嫌な事で不調を感じる
・動悸や息切れがする
・食欲不振
・腹痛
・頭痛
など

主に中学高校の子供の症例が多い中、 特に思春期の女の子の割合が多いと言われています。

一般的な原因

立ち上がる時に血圧が低下し脳が貧血状態に陥り起立できなくなると言われています。
根本的な原因は分かっていませんが、以下のような様々な要因があげられます。

・心臓等の循環器の働きが弱くなり血液を供給できない
・睡眠の調整がうまくできなくなる睡眠障害
・自律神経調整(血管の拡張・収縮をおこなう)がうまくできなくなる
・精神的な要因
など

仁整堂が考える起立性調節障害

起立性調節障害は、さまざまな要因が考えられ、原因も一意に定まっていないのが現状ですが、 気になる点は「思春期の子供が多い」という事です。

一般的な原因の範囲で考えれば、どんな年齢の人に発生してもいいような気がしますが 何故か子供、それも思春期の子供が多いのです。

このため、まずはじめに自分自身の「栄養が足りているか?」を最優先に考えて頂くことが大切です。

思春期は身体の構造が大きく変化・成長し、多くのエネルギーや栄養を必要とします。
しかし、現在の食生活では加工品や偏った栄養の食生活が多いため、 十分な栄養を身体に蓄えていない人が多く、大人でも栄養の問題を訴える人は数多く見られます。
特に近年は過度なダイエットブーム等により、カロリーばかりを気にして、 肝心の栄養摂取が忘れさられ、さらにダイエット若年化も進み、栄養不足に拍車がかかっています。

成長が止まった大人であれば、多少の栄養不足の影響はそんなに大きくはないかもしれません。
しかし、身体が大きく変化し、正に成長の真最中である思春期の子供たちはどうでしょうか?

思春期・成長期の身体の器はどんどん大きくなっていくのに合わせて、 様々な細胞を作る機能もどんどんパワーアップしていき、 フル回転で身体を上に横に大きくしていきます。

しかし、ここで、もし身体を作る材料が足りなかったら、どうなるでしょうか?

例えば、高性能のすごいパワーのF1自動車を想像してみて下さい。
アクセルを踏めば最高時速300~400キロも出ますが、 走るためには「ガソリン」や「オイル」のほか「水」も必要です。
しかし、どれか1つでも欠けたら、時速300キロを出すどころか、 ちょっと走っただけで、すぐ止まってしまうでしょう。

さらに、もしガソリン満タン、オイル満タン、でも水が半分しか 入っていなかったとしたら、どうでしょう?

一般の車であれば、水がなくなった時点でエンジンが オーバーヒートしエンジンは止まりますが、 恐らくエンジンがまた冷え、水を足せば、また走り始められると思います。 しかし、時速300~400キロで走っているF1マシンの水が 足りなくなり、オーバーヒートしたらどうなるでしょうか?
この場合、ただオーバーヒートするだけでなく、 エンジン自体のダメージも深刻なものになると思われます。

これと同じ事が人の身体でも起こっています。
大事な細胞を作るために必要な栄養素が1つでも足りなければ 身体を作るどころか、現在の状態を維持することも困難な状態になります。 さらに高性能マシンである思春期の子供であれば、栄養が枯渇する事は とても深刻です。

このように「起立性調節障害」と向き合うにあたって、 まず足りないものを補う事から考えて欲しいと思います。

足りないモノが補われ、それでも変化が見られない場合に 次のステップについて考えてみて欲しいと思います。

仁整堂の考える取り組み方

足りない栄養を知ると言っても、実際に全て把握する事は難しいと思います。

このため、身体にとって特に大事な栄養素から調べていって欲しいと思います。

このため、仁整堂ではお子さんの起立性調節障害については、 まず「血液検査」する事をお勧めしています。

その中で重要視しているのが「鉄」で、特に肝臓に蓄えられる「貯蔵鉄」を気にしています。
鉄は血液を作るだけでなく、身体活動を支えるためにとても大切な栄養素です。
通常、血中の鉄分は一定に調整されていますが、不足した時に肝臓の「貯蔵鉄」が使われます。
しかし、血中の鉄分が足りていても、「貯蔵鉄」が枯渇すると血液が作られなくなり、 血液によって運ばれる酸素や栄養素も枯渇して、次第に身体活動が低下していきます。
そして、この枯渇レベルが一定を越えはじめると脳は身体活動を停止するよう 命令を出し、身体が思うように動かなくなってきます。

◇鉄の欠乏による影響の例

・ヘモグロビンの減少
 →顔色が青い、爪や唇、まぶたの裏などが白くなる、など

・酸素供給量減少
 →頭痛、めまい、集中力ややる気の低下、動悸、息切れ
  朝起きられない、疲れやすい、冷え、月経不順、など

しかし、検査で肝臓内の「貯蔵鉄」の量を直接調べる事はできません。
その代わりに「血清フェリチン」という指標で間接的に貯蔵鉄の量を調べる事が出来ます。
しかし、この「フェリチン」は一般の血液検査の項目には含まれず、貧血向けの血液検査を 受けてはじめて分かるので、あまり知られていません。
このため、まず最寄りの病院等で血液検査を受け、もし貯蔵鉄が不足しているようであれば、 医師の指導のもの、正しく鉄を摂取し「貯蔵鉄」を標準値に戻す事を優先して下さい。
貧血の血液検査は比較的安価に行えるため、まず第一に考えてみて下さい。

但し、検査の結果、鉄分が不足していて、鉄を摂取するようにしたとしても それだけでは変化しない場合もあります。 1つは、鉄を摂取する以上に内臓で出血していまっている場合、 もう1つは、鉄は主に十二指腸で吸収されますが、 十二指腸が弱る事で吸収力も低下する場合です。
もし、鉄を摂取しても一向に改善しない場合は内臓の検査も考えてみて下さい。

※参考
厚生労働省が発表している食事摂取基準値(2015年版)の表ですが、 「鉄」の項目に着目してみると、特に思春期/成長期の女子が 一番「鉄」を必要としています。
鉄摂取基準
今回は「鉄」という指標について考えてもらいましたが、もちろん「鉄」以外にも 必須のビタミンやミネラルはたくさんあります。 しかしその全てを検査して把握するには、かなりのお金と時間を要するため現実的ではありません。 そんな事をするよりも日頃の食生活を改善し、カロリーばかりを気にする食事ではなく、 ビタミンやミネラルといった量は少なくても身体に大きな影響をもたらす栄養素と 真剣に向き合い、日々自然に摂取できる環境を作ることの方が何倍も効果的です。 そのために、まずは食事の作り方、食材の組み合わせ方など、やれる事からやってみましょう(^^)v

そして、栄養の改善が成され、少しずつでも改善の兆しが見え始めたら、 身体の循環をよくするため、ぬるめのお湯につかったり、軽めのウォーキングをして、 栄養不足により止まっていた成長を促進するようにしましょう。

ただし、栄養不足が長い期間続くと、身体の緊張も強くなり、 その緊張を脳が緊張を記憶してしまうと、自身の努力だけでは緊張を解除できない場合もあります。 そういった場合は整体等を受け、記憶してしまった身体の緊張を解除するようにしていくと、 身体の循環が良くなり、より改善しやすくなっていきます。

ここに書かせて頂いた事は、全てではなく、あくまでも可能性の1例ですが、 もしも栄養について一度も考えた事がない場合は、これを機会に真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

「こころも体も笑顔に(^^)v」
整体 仁整堂
東京都立川市芝崎町3-16-5 ステージワン103号室

ホームページ:http://jinseido.net/

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