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栄養素「鉄」を知って健康(^^♪

2016年10月27日   健康
鉄1

栄養素「鉄」を知って健康(^^♪

今回の健康テーマは「鉄」についてです。

鉄が不足すると身体にとって様々な不調が現れるため、 「鉄が大事」なことは良く知っていると思いますが、 詳しい事は意外と知らないのではないでしょうか?

しかし鉄不足は様々な不調を生み出す可能性があるにも関わらず 鉄不足と気が付かないまま不調に苦しむ方も多いのも事実で、 関係のない薬を飲んで無駄に時間を費やしてしまう場合も あるかもしれません。

そうならないために、今回は鉄についてすこし詳しくお話させて頂いて、 鉄不足に陥らないための知識を少しでも深めて頂ければと思います。

鉄の働き

◎酸素の運搬
 赤血球の中のヘモグロビン(鉄を含むタンパク質で酸素と結合する)による酸素の運搬
◎エネルギーの生成
 筋肉の収縮時のエネルギーを供給
◎コラーゲン生成
◎免疫機能維持
など

体内の鉄の量

◎体内鉄の総量:3~4g
◎体内分布の割合
 ・ヘモグロビン鉄(血液中):60~70%
 ・貯蔵鉄(肝臓):20~30% ←これが大事
 ・その他(組織内):10%
◎鉄の吸収と喪失
 ・胃腸の胃酸で吸収しやすい形に還元し十二指腸で吸収されます
 ・吸収量:1mg/日(食物20mg摂取時:吸収率5~10%)
 ・喪失量:1mg/日(腸の上皮細胞や皮膚から脱落分)
◎出血による鉄の減少
 ・血液2ml中に鉄1mg含まれている。
 ・月経:平均60mlの出血(鉄30mg)

※鉄は吸収率が低い
 鉄は大切なミネラルにも関わらず、その吸収率は低くおよそ10%程度で、 そのほとんどが排出されてしまいます。しかし、毎月月経で出血を伴う 女性は多くの鉄分を失いますが少しづつしか吸収されないため、毎日の 摂取が特に大切です。

鉄の再利用

◎貯蔵鉄
 鉄の吸収率は低いため、外からの供給だけに頼っていると 体内の鉄はすぐに足りなくなってしまいますが、 実際は肝臓内に鉄を貯め込む仕組みがあり、 鉄が足りない時には肝臓から血液や組織中に供給されます。 この鉄の事を「貯蔵鉄」といいます。
◎再利用
 骨髄等で作られる赤血球の寿命は約120日で、 寿命を迎えた赤血球は脾臓で破壊されますが その鉄の一部は「血清鉄」となり骨髄に送られもう一度赤血球に生まれ変わり、 他の一部は肝臓に送られ「貯蔵鉄」となり、少ない鉄は常に再利用されます。

体内鉄の不足

体内の鉄が不足しても通常は貯蔵鉄から鉄が補われるため、 貯蔵鉄以外の鉄の量は一定を保ちます。 しかし、貯蔵鉄が底をつきはじめると次の順番で鉄が失われていきます。
貯蔵鉄
 ↓
血清鉄
 ↓
ヘモグロビン
 ↓
組織中の鉄

・血清鉄が失われると新しい赤血球が作られなくなります
・ヘモグロビン鉄が失われると体内の酸素濃度が低下します(軽度の貧血)
・組織中の鉄が失われるとその細胞の活動が低下します(重度の貧血)

血液検査について

一般的な血液検査では
・赤血球数:赤血球の数
・ヘマトクリット:血液中の赤血球濃度
・ヘモグロビン(血色素量):ヘモグロビンの量
など
を検査項目として目にするかと思いますが、 この項目だけだと「貯蔵鉄」の量が末期にならないと数値は減少しません。

このため肝臓の貯蔵鉄の量を知るためには 「血清フェリチン」という項目を調べる必要があります。
貯蔵鉄そのものの数値ではありませんが、 貯蔵鉄の量と相関するため、かくれ貧血症状の検査によく使われます (血清フェリチン1ng/mgが、貯蔵鉄8~10mgに相当するそうです)。

しかし、この「フェリチン」は一般的な検査項目には含まれないため、 「フェリチン」を含む、貧血向けの血液検査をしてくれる 医療機関にお願いする必要がありますが、 健康保険が効く、効かないで値段が変わりますが、高くても5千円位のようです。

鉄が欠乏する要因

鉄が欠乏するといってもその要因はさまざまです。
◎吸収率低下
 ・胃や十二指腸を切除(吸収できない)
 ・胃酸が出ない、少ない(鉄は胃酸で吸収しやすい形に還元)
 ・摂取量が少ない(ダイエット、偏食)
◎必要量の増大
 ・妊娠・授乳
 ・成長期
◎出血等
 ・月経
 ・婦人科疾患(子宮筋腫など)
 ・慢性消化管出血(がん、潰瘍など)

主な症状

・頭痛、めまい
・結膜蒼白
・動悸、息切れ
・疲れやすくなる
・スプーン状爪
など

血液の量が減少すると身体に酸素が届けられなくなるため 実際には上記の症状以外にも様々症状があらわれてくると思います。

今回は「鉄」について説明しましたが、 鉄1つとってみても身体に大きな影響がある事がちょっぴり分かってもらえたかもしれません。 一度にたくさんとってもなかなか吸収されない鉄ですので、日頃から自然ととれるように工夫してみて下さいね(^^

(参考)日本人の食事摂取基準「鉄」(2015年版)

厚生労働省が発表している栄養基準です。
詳細な情報は厚生労働省のホームページをご覧ください→こちら 鉄摂取基準

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